老人と宇宙2

訳者さんのあとがきが３巻のおおざっぱなネタバレでした。

老人と宇宙

渚にて


ネタバレ注意




核戦争が起きて放射能で北半球壊滅して、まだ大丈夫だけどあんまり猶予が無いオーストラリアに住む人たちの話。
もう死ぬしかないって未来でも清く正しく生きてる登場人物たちが居なくなって行くのが切なくて号泣しちゃいましたよ。
モイラと艦長の関係が良かったなあ。
最初は絶対恋人になるんだろうなって穿った目で見てたのにすでに亡くなってしまっている艦長の家族に義理だてて友人関係を貫く二人とか、かっこいい。

悲しさ的にはアルジャーノンに花束を的な悲しさかなあ。喪失の悲しみっていうか。


自分がそんな状況になったらどうなるんだろうな。
あんまり現実味が無いだろうからやっぱりいつもどおりの生活を維持しようとするのかもなあ。

ＳＴ為朝伝説

淡々と進んで淡々と終わった…。

巨人たちの星

ダンチェッカー博士好きにはたまらんでした。
どじっこだったりそわそわしたりいきなり論説ぶちかましてきりっとしたり。
やっぱりかわいい。

お話も今までのテイストよりも策略・陰謀入り混じりでスリルあってわくわくして読みました。
最初から出ている登場人物が活躍するを読むのは楽しいですね。
ジェヴレン人の描き方がギャグテイストになっちゃってるのがちょっと残念か。

３巻は一番エンタメしてた。